美容外科ブログ カウンセラーのサービス魂

美容外科の業務をはじめ、様々な事象からサービスについて感じることを綴っています

埋没法9,800円の時代

美容外科の激安王といわれる大手チェーン院が、とうとう埋没法を9,800円に価格設定しました。

それまでの最安値22,800円(これはドクターの時給を5000円と換算して最低限の利益を確保できるギリギリの金額設定でした)を追従した価格設定を行っていた美容外科が福岡にも数院ありましたが、恐らく来月は9,800円を追従して10,000円としてくるでしょう。 私はこれをラッキーと思っています。

消費者サイドから見ると、とにかく安いことは喜ばしいことだと感じてしまいがちですが、ともすると価値感覚を失ってしまう危険性があります。

そして何より、このような価格設定は消費者たる患者様をバカにしていると感じてしまいます。

「どうせ、アイツらには分からないって」と決め付けているニオイがプンプンするのです。 現に「1点留め、無保障」となっていますから、私の嗅覚は間違っていないと思います。

私がラッキーだと感じている理由もここにあります。

彼らが消費者たる患者様を見くびっている間に、私は消費者たる患者様に価値判断のできる情報提供を行えば良いだけだからです。

神田昌典氏というコンサルタントの神様のような方がおっしゃっています。
「全ての伸びる企業は教育産業である。
あなたがその素晴らしい商品について黙っていたら、相手は
その本当の良さを知ることも評価することもできない。 自分の商品を通じて、お客をより良い世界に導く教育をするからこそ、利益が上がる。 顧客はわがままであり、怠惰である。 そのニーズだけを提供していたら、表層的な消費欲求を満たすだけの社会に朽ち落ちていく。 顧客ニーズに振り回されるようでは、ライバルと同じになり利益は下がる。 そしてこの国は滅びる。」

この国を滅ぼさないためにも、社会を朽ちさせないためにも、決して価格競争に参加してはいけないと思う今日この頃です。
(むさ苦しかったらごめんなさい)
  1. 2007/02/26月 23:43:52|
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新しい仲間〜ナースエイド〜

医療関係者の方はご存知のように、看護師不足が続いています。

昨年末に優秀な看護師が出産のため退職したのですが、11月から求人をかけているにもかからず、なかなか決まりません。
私の勤務先の看護師に対する初任給は20万円です。 OR(手術室)経験者や直介のセンスがあると25万円になります(原則、美容外科経験者は歓迎していません)。

1月初めには経営者の意向で給与の表示を30万円まで上げて、わんさか応募して来てくれたのですが、「明るく・素直で・前向き」の必要最低条件を満たしてくれる方との出逢いはありませんでした。

そこで、看護師を諦め、パートタイムのナースエイド(看護助手・看護補助者)を募集しました。

思いの外、パートタイムのナースエイドはイイです。

業務としては、物品補充、ORセッティング、外回り準備、滅菌物の分類、術後の掃除、器械の洗浄、洗物全般、リカバーの付き添いなどです。

ナースエイドの導入により、看護師は厚生労働省が看護師にしか許可していない業務のみに専念できます。

マンパワーは増えましたが人件費は減らせるので、一挙両得です。

それにしてもナース服の魔法はスゴいです。

私を含め、多くの男の子はナース服(私は看護師・CA・警官・自衛官など制服を着た女性全般に弱いです)に弱いと思うのですが、男子みのならず女性もナース服は好きなようです。

ナースエイドの応募者のほとんどが「ナース服を着てみたかったんです」と照れながら告白するのですから。
  1. 2007/02/24土 10:16:11|
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仲間探し

私にとっての仲間とは友達ではなく、一緒に仕事に取り組む人という意味です。
その意味では取り組み先も仲間です。

今回、同僚という仲間を探すためにハローワークへ行ってきました。

私の住む都市では非常に珍しい地域性として、求人誌よりもハローワークの求人の方が良質な人財に恵まれます。

私の信じている良質な人財とは、
明るいこと
素直であること
前向きであること
の3つです。

この3つさえあれば、中卒であろうと元ヤンであろうと、何の取り柄がなくても採用します。

多くの人事担当者は経験者を優遇しようとしますが、その本当の理由は教える手間が省けて楽だからに他なりません。

私はむしろ同業他種のクセを撤去する手間が惜しいので、未経験者を優遇して、教えることを楽しみ、教わる過程を楽しんでもらいたいと思っています。

しかし、この基準は間違っているのかもしれないなと思うこともあります。

この3つの条件を満たしている人財は、どういうわけか妊娠して寿退社してしまう傾向が高いのです。

明るくて素直で前向きな女性が妊娠しやすいのか、明るくて素直で前向きな女性を男子が放っておかないのかは分かりませんが、おかげで毎年新人育成を続けています。

幸いなのは、新人育成が楽しい仕事だということです。
  1. 2007/02/06火 00:01:31|
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出来合いのパイより好みのパイを創造する

本当に失礼な比喩で申し訳ない気持ち満載なのですが、今回も便箋上、お客(患者)様をパイと例えます。

この数ヶ月、広報としてパイの取り合い合戦から手を引いて、自覚のなかったパイ生地へのメッセージ強化に尽力してきました。

そのおかげで、まっさらなパイが自ら進んでお問い合わせくださるようになりました。

ご来院されたパイの皆様に私たち美容外科がすべきことは、おいしく食べることではありません。 ここで食べてしまえば「今の空腹」しか満たすことは出来ないと考えたからです。

私たちは美容外科ですから、パイの付加価値を高めることが使命です。

ですから、それぞれのパイに最適のエッセンスを提供します。
甘みのあるパイには、その甘みを引き出すために酸味の効いたベリーを沿え、歯ごたえのあるパイにはひき肉を詰めてミートパイになっていただきます。

現実的な言い方をすれば、可愛い雰囲気の患者様にはその可愛さを引き出せるような治療を、フェミニンな患者様にはより女らしさを強調する治療法を提案するということです。

私たち美容外科の価値に気づいてくださった患者様に、患者様の魅力を再認識していただいて、その魅力を引き出す治療を提供する。

ギブアンドギブンの関係として接するわけです。

付加価値を得た患者様は実社会においても価値を高めることが出来るようになります。

患者様から得られるコストよりも、付加価値を社会に循環させることに注力すれば、社会への価値提供を行っている自負というプライドを持って働けるのではないかと考えています。

実は先月、ちょっと有名なお店の従業員の方がご来院されて二重まぶたの手術をされました。 全く関係のないところから、その店にすごく可愛い店員がいると聞かされて、一緒に行ったところ、その彼女だったのです。

自分の仕事が巡りめぐって、一緒に行ったオトコをうっとりさせていると自覚できたことで、この仕事は社会に価値提供できる価値ある仕事だと再認識させられました。

しかし最も驚いたことは、その彼女が私を発見したときの反応です。 気まずいだろうと思って首を横に振って無視してくださいサインを送ったのですが、無視するどころか他の同僚に「私の担当者だと」紹介してくれたことです。
たった一人の患者様から多くのことを学ばせていただいた出来事でした。
  1. 2006/11/29水 00:29:23|
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CSと同じくらい重要なES

CSとはカスタマー・サティスファクション(・ガイド)、一般には「顧客満足度」という言葉で表されるビジネスの指針です。
近年では、リッツ・カールトン・ホテルズが、このCSを重要視する優良企業として有名で、そこに付随したサービスに関する書籍が多数出版されています。

この指針はやり過ぎたり、勘違いしない限り素晴らしい指針だと思いますが、意外と見落としがちな指針としてESというものがあります。

ESとはエンプロイー・サティスファクション(・ガイド)、「従業員満足度」です。

顧客と企業の関係は、価値と金銭の交換といえます。
つまり、企業は顧客に対して価値を提供し、顧客はその価値に対して金銭を提供する関係。

一方、従業員と企業の関係は、時間と金銭の交換です。
企業は従業員に対して金銭を提供し、従業員はその金銭に対して時間を提供します。

これが基本原則なのですが、+αの付加価値がなければ、この関係を継続することは実質不可能です。 顧客に提供する価値も従業員に提供する金銭も付加価値がなければ、いずれ飽きられてしまうからです。

付加価値とは特別な何かと言い換えられ、他の同業には“当面”マネできないスペシャルな価値です。

CSに求められるスペシャルに関してはすでに何回か言及しているので、ESに求められるスペシャルについて。

ESを高める最大の要因は「働き甲斐」です。
では働き甲斐とは何でしょう? 少なくとも私にとっての働き甲斐は使命感と自らの成長要因になりえるかどうかです。

どれだけ高尚なシステムを導入しても、働く当人たちが使命感を感じていなければブタに真珠、猫に小判です。

では使命感とは何かですが、個人の経験や性格に適したフィールド、つまり活躍の場があるかどうかです。

自らの成長要因とは自分の社内的価値だけではなく、自らの社会的価値が上昇するかどうかです。

例えば、ある女性がメイクの技術を上げ、ブランド品で身を飾ってIT社長をGETすることも、彼女にしてみれば社会的価値の上昇です。 そのためにブランドショップの店員になって従業員割引を活用すれば、そのショップは彼女のESを満たしたことになります。

簡単なの方法は給与のアップです。 年収が上がれば社会的信用や社会的価値が上昇します。 ただ、年収アップは諸刃の刃でもあります。 極端に同世代の収入よりも多くの収入を得ると、人は自らの能力を過大評価し始める傾向があるからです。

つづく

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  1. 2006/10/29日 21:49:18|
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思い込みは百害あって一利なし

サービス業に従事されていらっしゃる方々はお電話による問い合わせのときに相手のお名前を聞いていますか?

私は100%聞いています。 誰だか分からない人と話すのは気持ち悪いと言う生理的な反応から当たり前に聞いているのですが、多くのオペレイター業務従事者は問い合わせに対して相手のお名前を聞きたがりません。

何故なのかと問うてみたところ「問い合わせでお名前を聞くと相手が引いて教えてくれない」と言うのです。 しかし、不思議なことに私は相手に引かれたこともなければ、教えてもらえないと言う状況に遭遇したことがありません。

確かに、ちょっとした問い合わせ程度で氏名を言う必要はないのではないかと言う理屈は理解できないこともありません。
しかし、それは明らかに目的意識の欠如ではないでしょうか?

オペレイターは質問者の質問に答えるために電話に出るのではありません。 不明な点を明らかにして自分たちを選んでもらうために電話に出ているはずです。 言い換えれば、ご予約をいただくために電話に出るのです。 ご予約をいただく気があれば、名前を伺わなければ話しが進みません。 と言うことはお名前を伺わない=ご予約をいただく気がないと言うことになるはずです。

そんな当たり前が出来なくなってしまうのが「思い込み」の恐ろしさです。

「人生は思ったとおりになる。 悲観すれば悲惨な未来が、楽観すれば心地よい未来がやってくる。」

問い合わせの時点でお名前を伺ったりしたら、嫌がられるんじゃないだろうかと思っている人が、恐る恐るお名前を伺えば、相手も怪訝な声色になり、相手の聞きたいことに答えるのだから、こちらの質問に答えるのは普通のことだろうと思っている私のような人が、当たり前にお名前を伺えば、相手も深く考えずに名乗ってくれるだけのことなのです。

もし、私が万が一お名前を伺った際に「いや、ちょっと名前は…」と言われたらどうするか。 相手が費用について尋ねてきたときに「いや、ちょっとご費用は…」とやって微笑みます。 聞かれたことに答えないオカシサに気づいてもらいたいからです。
きっと相手も笑いながら「あははは、スイマセン田中と言います」と答えてくれるに違いありません。

何故、そんなことまで断言できるのかと言えば、私が本気でそう思っているからに他なりません。

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  1. 2006/10/16月 19:22:48|
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占いと美容医療の目的は同じでした

久しぶりに広告のおハナシ。
「こちらの言いたいことではなく、相手の知りたいことを書く」当たり前のようでなかなか出来ないものです。 

私は広報である。 しゃべりが面白いだけじゃダメなんだよ。 私の場合。(富士ゼロックス風)

「こちらの言いたいことではなく、相手の知りたいことを書く」ために「整形手術して(目は大きくなった)。 で、人生にはどんな影響があるのか?」への回答として、観相学プロの力をお借りしたいと思っていました。 で、本日お会いすることが出来ました。

薄暗い照明に黒のレースカーテンが幾重にも折り重なった妖しげな空間で、助手らしき人に案内されたブースの中では、魔法使いのような黒いトンガリ帽をかぶり、全身に黒いローブをまとった女性が七色に光る水晶玉越しに私を見つめている状態を期待していたのですが、さっぱりした事務所で愛嬌のある鑑定士さんでした。

お話していて感激したのは、占いも美容医療も存在意義というか目的がまったく同じであったことです。

私たちは、幸せになる医療として美容外科術を提供しています。 目を大きくすることで、自分の魅力を再認識し、自信を取り戻し、自らの人生を好転させるきっかけにしてもらうために二重まぶた術を提供しているのです。

一方、占術はというと、幸せになるために悩みを聞き、氏名であったり誕生日であったりといったファクターから運勢を好転させるためのきっかけとしてアドバイスを行います。

幸せになれるかどうかは、本人の意識です。 どんなに造形の悪い外見をしていて、運気の悪い画数の名前でも幸せな人生を謳歌している人は多くいらっしゃいます。 
ただ、そうでない人が圧倒的に多いのが社会です。
現状に満足しておらず、その原因を模索する過程で美容医療であったり、占いや恋愛、出会い、買い物などを活用し、その結果を以って人生を好転させるという選択肢を選べるかどうかが好転の鍵であることに疑いはありません。

ただ、美容医療も占いもまだまだ浮世離れした印象が先行してしまい、選択肢になりづらいだけです。
だけれども、とっても気になる存在であるという点も類似しています。

今回のコラボ企画は、幸せの選択肢としての美容医療と占いをもっと身近に感じてもらい、現状に満足しない、自分が好きではない方々の背中を押す原動力になれればと願っています。

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  1. 2006/10/13金 00:12:44|
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たまげたシゴト

昨晩、勤め先に届いたメールの内容に絶句しました。

ネルアクトという団体から届いたメールだったのですが、内容は
『匿名掲示板に十数人の劇団員によって貴院の評判を書き込みます』というサービスの案内でした。 3ヶ月が1クールで\1,000,000〜\4,000,000という値段でした。

巧みだなと思ったのは、7:3の割合で否定的な書き込みを入れるという手法と、否定的な書き込みの役は嫉妬してる同業を装わせて『同業から嫉妬されるほど評判の良い美容外科』を演出するストーリー性です。

これまで匿名掲示板は見ないようにしていました。 というのも以前の勤務先ではドクターとナースが、書き込まれた内容に過敏すぎて支障にしかなっていなかったからです。 しかし興味本位で覗いてみたところ
ネルアクトのメールに書かれていたようなストーリー展開をしている美容外科のスレッドが結構ありました。

素人の質問→患者からのアドバイス→裏づけ証言→否定的意見→写真貼り付け→同業の嫌がらせ→中立による道徳的発言→肯定的意見→手術レポート→写真貼り付け
というプロセスです。

私が誇りを持って従事している美容医療という業種に、こういうインチキをしている輩がいると思うと非常に腹立たしかったのですが、こういったイカサマは淘汰されるでしょう。

企業価値を上げるために意図的に風説の流布を行い、メディアに露出し、事業内容を粉飾した企業は淘汰されました。

くれぐれも匿名掲示板の書き込みを信じないように。

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  1. 2006/09/24日 09:46:16|
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自分の長所は?

「あなたの長所は?」と聞かれて「大きな目」「長い足」と身体的なアドバンテージを挙げる人はまずいないでしょう。
しかし、「あなたの短所は?」の質問には「小さい目」「短足」と聞くことが出来ます。

自分を構成するファクターとしての精神と肉体。
美容医療という肉体へのアプローチによって、対象の社会的価値を向上させるのが私たちの使命です。

精神性の向上を趣旨とした、いかがわしい自己啓発セミナーや怪しげな新興宗教が社会に落とす影を鑑みれば、肉体の向上を主たる趣旨とする美容外科の可能性は健全で遥かに大きいと思うのですが、どうでしょうか?

先日のエントリーに記載したように、現在 啓蒙的な寄稿や意見広告を模索中なのですが、ある大手経済誌に出稿を試みたところ難色を示されました。

「美容整形は今のところ社会的認知や社会的価値が高くない」と言われました。

その誌面には新興宗教の教祖が書いた書籍や、具体性のない成功を連呼する自己啓発セミナーの広告がちりばめられていたので、ちょっと皮肉を書いてみたくなりました。

健全な精神は健全な肉体に、美しい精神は美しい肉体に、バランスの取れた精神はバランスの取れた肉体に宿る。」

これが出稿予定だった記事のタイトルでした。

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  1. 2006/09/18月 06:52:30|
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「人は見た目じゃない」からこそ…

先月から、私の勤務先の広告の文章を全て手がけることになりました。
「こちら側の言いたい事と、患者様の知りたい事はほとんど一致していない」という発言が発端となり、私のメッセージ力が試されている状態です。

考え過ぎると難解になり、考えないとただの説明文に成り下がってしまうのが広告。 そこで私はいくつかの雑誌においてコラムや寄稿という形で意見広告を出しました。

ひとつは視覚的豊かさと心の豊かさの関連について、もうひとつは投資家向け雑誌に自己投資としての美容医療の可能性について私たちの意見を記載したのです。

反応は上々で、マーケットソースが広がった実感があります。

中には興味はあるが懐疑的な患者様もいらっしゃったので、後輩カウンセラーたちでは役者不足となり、事務所と診療所の行き来が増えた月でもありました。

そんな中で「若返り(美しくなり)たいという思いは非常に強いが、人は外見じゃないという感情が邪魔をする」という意見が多く聞かれました。
以前から「キレイになりたいが、そのために親からもらった体に手を入れることに抵抗感がある」という意見は多々ありました。

これらの意見は、日本人なら当然持っている美容医療への大きな壁です。

その意見を否定する材料はないでしょう。

ただ、「だからこそ、美容医療を生活に取り入れてもらいたい」というのが私たちの考えです。

悲しいかな、人間は外見によって人を判断する場合がほとんどです。
これはどんなキレイごとを並べても否定できない事実だと思うのです。

裏を返せば、どんなに気持ちが若くてエネルギッシュな人も、シワが多くてシミだらけであれば、老けて見られたり、疲れて見られたりするという「損害」が発生します。
また、どんなに心が澄んでいる人も外見的ディスアドバンテージを抱えていれば、「ブサイク」のレッテルを貼られてしまうのです。

内面にあった外見を獲得することで正当な社会的評価を得る。

これが美容医療の存在意義です。 
無論、その人の個性まで潰してしまうような美しさを提唱する気は一切ありません。

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  1. 2006/09/09土 23:49:27|
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美容外科におけるジレンマ

患者様の希望されている治療をしないクリニック
患者様が要求していない治療を提案するクリニック
そんなクリニックをどう思いますか?

多くの方は否定されるでしょうが、私のサービス魂が導き出した一つのスタイルです。

例えば、ある患者様がヒップの脂肪吸引の相談にいらしたとしましょう。
しかし、気にしているヒップの脂肪はむしろ少なかったとします。
ここで、2つの選択肢があります。

一つは、ドクター診察でドクターにヒップの脂肪吸引の必要はないとハッキリ事実を伝えていただいて、お帰り願う。
もう一つは吸引する脂肪はほとんどないし、変化も感じられないだろうが、本人が望んでいるのだから吸引する。

さて、どちらが正しいのでしょうか?

前者は非常に医業らしい対応だと思います。 しかし、誰も得をしていないのです。 この患者様は悩んでいらっしゃったわけですから、その悩みが解消されていない不満が残り、クリニック側としては貴重な時間に対するプロフィットが生まれていないわけです。

後者は非常にビジネスライクな対応だと思います。 しかし、コンビニエンスストアのサービスに酷似しています。 相手が欲しいモノを単純に売るだけですから。

第3の選択肢こそ序文に挙げたスタイル。 私のサービス魂です。 

私ならばヒップの脂肪吸引の必要性がないことをハッキリお伝えします。 この時点でドクターの手を煩わせるのはドクターへのサービス(配慮)が足りないと感じているからです。 その上で、どうして美容外科という選択をしたのかの本音を探求します。 
真剣にお尋ねすれば、ほぼ100%の患者様がもっと根源的な悩みを吐露してくださいます。

仮にこの患者様が「もっと細く見られたい」という根源的な悩みを持っていたとしたら、違う視点からの意見と提案をします。 

例えば、隆鼻術。 鼻を高くすることと、細く見えることの関連を多くの方は理解できないでしょう。 しかし、顔の中心を走る鼻にメリハリを与えることでシャープな印象になり、スリムな印象になるのです。

これは何百人という患者様と接して、初めて実感できる客観的事実なのです。 
こういった経験に基づく客観的事実のストックがプロフェッショナルとアマチュアの大きな差だと思っています。

美容医療に対してアマチュアである患者様にプロフェッショナルとしてのオピニオンを提示する。 残念ながら私はドクターではないので、診察と診断ができません。 ですから経験に基づく意見の提示をしっかりと行って、ドクターに申し送りをするのです。

このたとえ話の患者様は実在します。 彼女は現在、大変喜んでくれています。

ただ、私のやり方が正しいとは思っていません。 第一の選択も、第二の選択も間違いではないですし、それそれに正しい方法だからです。

ですから、時に大いにこのスタイルに対して悩むこともあるのです。

しかし、一見 邪道とされるスタイルですが、結果的に患者様がご納得されて、最終的に喜んでくださるのならば、外野に何を言われようと私には関係ないと自分に言い聞かせています。

なぜなら私の使命は患者様に美容医療という高付加価値医療サービスを提供し、満足してもらうことですから。

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  1. 2006/09/08金 20:17:19|
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「でも」という口癖を捨てると…

「でも…」「だって…」と否定したがるクセは多くの人が持っています。
ただ、自分の意見を否定されて良い気分になる人は少ないと思います。
きっとこのクセを持つ人だって、持論を否定されれば嫌な気分になるでしょう。

では、このクセは何なのでしょうか?

突き詰めて考えてみたところ、「良く分からないから、とりあえず否定してみたくなる」のではないでしょうか?

良く分からないことは怖いです。 うかつに「はい」なんて言ってしまうととんでもないことになる危険性がありますので、これは一種の防衛反応なのだと思います。

ただ、サービスを提供する側にあって、この防衛反応は身を守ってくれるどころか、結果的に身を滅ぼすことになってしまう危険な言葉のです。

「でも」と「だって」を捨てれば良いのです。
そうは言っても、直らないからクセなんだろうと思うかもしれませんが、「でも」「だって」を捨てるだけなら難しいのですが、「ただ」「だから」という代わりの言葉があれば、案外カンタンに捨てられます。

古いモノを捨てると新しいモノが舞い込んできます。 不思議なもので新しいモノは+αの「ギフト」が必ず付いてきます。

「でも」「だって」を捨てて「ただ」「だから」を使い始めることのギフトは、他人の負力(ネガティブパワー)に振り回されない強さの獲得です。

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  1. 2006/09/05火 20:38:16|
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ないモノねだりへの反省

現在、私は虫歯治療と平行して審美治療もしています。
この歯科の院長と私の勤める美容外科の院長が幼馴染ということもあって非常に良くしてもらっています。

さて、この歯科は基本的に保険治療の一般歯科なのですが、審美歯科をやっている関係で病院臭さを押さえ、サロン的な構造とサービスを実施しています。

すると私の勤務先にはなくて、この歯科にはあるモノやサービス。 反対に私の勤務先にはあって、この歯科にはないモノやサービスがあります。

毎週、この歯科で受診するたびに「ウチにも導入したいな〜」と思うサービスがあって、仲良くしてくれている歯科衛生士(彼女はウチの患者様だったりします)に聞いたところ、「私はそちらのサービスの方が羨ましいって思ってました」という話になりました。

どうもお互いにないモノねだりをしていたようです。

どちらのサービスも理由があります。 一方は手書きのぬくもりを大切にするが故のサービスで、もう一方は作業の簡素化によって待ち時間をなくすサービス。 どちらも正解で、どちらが良いという話ではなかったのです。

まだまだ修行が足りないなと痛感させられました。

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  1. 2006/09/03日 22:20:53|
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まず自分がファンにならければ…

もし、トヨタの車を買いに行って、担当営業マンがマツダに乗っていたら どうしますか?
もしくは、自動車は環境破壊に繋がるからと自転車愛好家だったら どうしますか?

私だったら店長を呼んで、即日解雇すべきだと3時間掛けてでも説得します。

実際のところ豊田を売っている人は間違いなくトヨタに乗っているでしょうし、日産を売っている人は日産に乗っています。

そんなことは売り手の必要最低条件だと思うのですが、美容外科ではそういう常識が判っていない人が非常に多いのです。

私が以前、勤務していた美容外科では驚くべきことにリーダーが美容整形否定派でした。 整形なんてするのは気にし過ぎなんだよと公言してはばかりませんでしたし、経営者も「白でも黒でもネズミを獲る猫は良い猫」とばかりに沈黙していました。

しかしながら、ネットの普及によって消費者たる見込み患者様は非常に賢くなっています。

美容外科医の中には自身のブログにおいて素人がおかしな知識をつけ始めているので、迷惑だと厚顔無恥なことを書き連ねる輩もいますが、私としては、この傾向は非常に好ましいことです。

なぜなら、消費者たる患者様が賢くなればなるほどズルをしている美容外科は淘汰されていくからです。

ズルが出来なくなれば、より真剣味の強いところが生き残れるようになるのです。
この場合の真剣味とは自分の身近な人に胸を張って紹介できるかどうかです。

過去のエントリーにも書きましたが、やましいと思っていたら、思っていること自体が罪悪であり、ズルなのだと思います。

もし、美容外科術を受けたいと考えていて、たまたまここを訪れた方にお願いです。

カウンセリングに行った際には接する全てのキャストに尋ねてください。「もちろん、あなたもやってるんですよね?」と。

やっている、もしくはやりたいと言わないキャストがいたら、迷わず退出してください。 キャストがファンでない美容外科がまともな術を行えるはずがありません。

これはどんな業種でも言えることで、パロマの取締役の自宅の給湯器はリンレイだったことが良い実例です。

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  1. 2006/07/25火 00:09:17|
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責任ある行動

「佐藤が無責任な約束をしてしまい、ご迷惑をおかけしました。」
取り組み先の担当者:佐藤(仮名)さんの上司から言われた言葉です。

佐藤さんは私が広報を担当することになった折に「美容外科に対する認識を変えたい」という私のコンセプトにいち早く賛同してくれた担当者です。

昨今の美容外科広告は小奇麗過ぎてあくびが出てしまうものが多いので、魂を揺さぶるまでのインパクトはありません。
そこに風穴を空け、美容外科に対する無意味な抵抗感を減少させ、もっと身近に考えてもらいたいというのが私のコンセプトです。

佐藤さんを始め、全ての取り組み先担当者に頼んでいたのは「1000人の魂を揺さぶって、内800人は他美容外科に分散しても良いから、200人はリターンしてくれる広告を作るための他業種とのコラボ企画」でした。

大抵の営業担当は保身のため「上司に聞いてみないと・・・」「上に相談させてください」という小奇麗な反応しか出来ません。

そんな中、佐藤さんだけが「それは素晴らしいコンセプトですね! 是非ボクにやらせてください。 ゼッタイに実現しましょう!!」と大風呂敷を広げてくれました。

いち営業担当者が決められることなんて、たかが知れています。 そんなことは百も承知で投げかけた依頼です。

彼らに真剣に取り組んでもらうための布石の意味もありました。

佐藤さんは自分が担当する他業種に体当たりで私のコンセプトを説明して回ったらしく、中には迷惑な思いをした方々もいらしたようで、クレームがクリニックの方に入ってきたのです。

それに対して佐藤さんの上司から謝罪があったわけです。

佐藤さんのやり方は良くなかったかもしれませんが、正直「若気の至り」で許される範囲だと思っています。 まして空回りのない情熱などあるはずもないのです。

佐藤さんの上司は「佐藤は御社の担当から降ろして、今後は私が直接担当させていただきます。」と申し出てくれましたが断りました。

出来そうもないことを「やります」と約束してしまうことは無責任だとは思いません。 むしろ失敗して反省して、仕事の精度を上げてもらった方がお互いに幸せです。

後日、佐藤さんが改めて謝罪に訪れたので、「悪いことをしたと思ってるの?」と尋ねたところ「自分なりに一所懸命やっただけです。」との返答があったので「だったら謝る必要はない」と菓子折りをつき返しました。 

その代わり、迷惑な思いをさせてしまった取り組み先のほうに「先日は嫌な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした。 ただ、私は素晴しい広告のためなら何でもします。 私に素晴らしい広告を出させてください。」と言って来なさいと助言しました。

失敗を嫌がって無難な仕事をこなすおりこうさんよりも、失敗を嫌がらずに猪突猛進するおばかさんの方が、責任感は強いのではないでしょうか。

ただ、さらに上を行く者もいます。 失敗せずに目的達成を最速でする人です。

そういう担当者はこんな感じです。
「明後日、編集長を連れて参りますので、今のお話をもう一度お聞かせ願えませんでしょうか?」と期限を切って約束し、私から説明させて「来月号でやりましょう」と編集長に言わせた別誌の担当者Iさんです。

回りくどいプロセスを一気に解消して、実現させる術を知っているクールな人です。

基本的に私はアツいので、よく火傷してしまうのですが、彼女のようなクールな人と月一でミーティングできるのは案外 幸せなことです。

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  1. 2006/07/23日 23:58:55|
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価値観の共有

今日は広告を出稿しているAという出版社の方々と会食をさせていただきました。

やはり明確な目的意識を持って取り組んでくれる取り組み先との会話はエネルギーをいただけます。

話していると次から次へと様々なアイディアが生まれ、各々の経験に基づく思想を交流させられるというのは、非常に楽しい時間です。

そのブレスト状態の中で、同じ価値観を発見できると「この人達ともっと面白いことをやりたい」と感じてしまいます。

目下、私の目標は患者様も、取り組み先も、我々も、みんなが同じフラットな視点で対等であるという関係を構築することです。

とある別の出版社はクライアントである我々におべっかまがいの記事広告を書きます。 必要以上に我々側を持ち上げた内容なので、我々としては悪い気はしません。 むしろ、ちょっと嬉しかったりもします。

しかし、この記事を見た読者(潜在的な患者様)は恐らく辟易するでしょう。 媚びたような内容は鼻に衝くからです。

この出版社はこの出版社なりに、広告料を払っている我々喜ばせようとしているのだと思うのですが、読者を喜ばせていないのです。
読者が喜ばないということは、広告を出稿した我々の目的とは合致していないのです。
こういう「木を見て森を見ない」業者というのは結構多く存在します。

今日の会食相手であるAの編集長はこのあたりで苦悩しています。
苦しみながら悩みながら、それでも前進することをやめない彼の姿勢は非常に好ましく映りました。

彼が「ある読者から電話をもらって、ウチの記事に感激したからもう一部欲しいって言うんですよ。 しかもその記事の対面の広告が時計の広告だったんですけど、その方が時計好きで、今度その時計を買いに行くつもりなんだ言ってくれたんです。」と嬉しそうに話すのです。

そんな彼だからこそ、私はひとつのとんでもない頼みをし、彼もそれを飲んでくれました。 

ですから、今日 彼からひとつ頼みごとをされたのですが、嫌なふりしながら腹の中では協力する気満々になれたのです。

彼らと私たちは「情報の受け手に媚びず、かといってふんぞり返らず、受け手と発し手がフェアな関係を構築したい」という価値観が合致しています。

あとは、どうやってこの私たちの荒ぶる魂を表現し、受け手の魂を揺さぶれるかです。

きっと私たちが情熱的であり続けられれば、この熱は紙面を抜けて読み手の体温を上げられるのだと信じています。

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  1. 2006/07/08土 00:07:08|
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布教活動

広報という仕事柄、取り組み先となる出版社のイベントなどに協力することが多々あります。

本日も、とある広告媒体の特集企画の頭数合わせに協力しました。
このブログでも何度か触れているように、私は自ら率先して協力することで、相手にも協力してもらえると確信しているので、協力を惜しみません。

近日中にも、とある出版社が企画したイベントに参加する予定なのですが、この企画のコアは「ドレスを買ってはみたものの、着ていく場所がない」という女性にドレスを着るオポチュニティーを提供するという趣旨です。

せっかく美意識の高い女性が多く集まるオポチュニティーなので、参加するついでに美容外科への認識を変える活動をしようと思っています。

就労時間中に中座しなければならず、また参加費用を経費としてあげるために企画書を経営者に提出したところ「キミはカウンセリングもそうだけど、営業活動もなんだか布教活動に近いね。」と言われました。

実は私のプレゼンテーションは布教活動を参考に組み立てています。

大学在学中は心理学専攻ということで、宗教学も必修科目になっていました。 

私はクラスで唯一の日本人だったので、あえて日本仏教についてのレポートを書いたのですが、日本仏教の布教活動には大きく分けて2つの手法があります。

ひとつは有名な「折伏(しゃくぶく)」で、自分が正義だと考える布教活動を能動的に行う手法です。
もうひとつは「摂受(しょうじゅ)」で、新しい価値観に対する理解を求める受動的な布教です。

厳密には違いますが、前者を旧価値を否定し、積極的に新たな価値を促す手法、後者を旧価値と新たな価値との折り合いをつけてもらう手法と捉えてもらえば分かりやすいでしょう。

一般的な営業活動は前者に近く、ちょっと恐怖心などもあおりながら今のままでは損をするというようなプレゼンをします。
私の活動は後者に近く、今の持ち味をより生かすために新たな価値という付加価値を提案(プロポーズ)します。

美容外科は摂受のようなスタイルがあっていると思っているので、意識してそうしています。

誰だって自分の肉体的欠点を指摘されるより、チャームポイントをより生かすための微調整の方が受け入れやすいと思っているからです。

例えば、二重の手術を希望する患者様に「あなたは目と目が離れているから鼻筋を通した方が良い」と指摘されるより「あなたの目は大きな魅力だから、その魅力をもっと際立たせるために鼻筋を通すことも考えてみませんか」と提案された方が気分が良いはずです。

もちろん、魅力的な目を持っていない患者様にそんなことは言いません。 それを言ってしまってはウソつきになってしまいます。

私が自分の活動を布教活動をモチーフにしている理由はもう一つあります。

それはMISSIONという言葉と密接に関係しています。
ミッションというと使命と訳されることが多いと思いますが、カソリック系の学校を別名ミッションスクールと呼びます。

MISSIONの原義は「布教活動」なのです。

私の目下の使命は、美容外科という医療サービスへの理解を一人でも多くの女性に伝道することです。

まさにミッションというわけです。

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  1. 2006/07/04火 00:10:45|
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熱の共有

本日は朝から熱い仕事をしました。

とある広告媒体の編集長と打ち合わせをしたのです。
この媒体は比較的若い層をターゲットに絞っていて、正直 私の勤める美容外科にとっては対費用効果が低く、経営者の頭を悩ませていました。
ただ、経営者とこの媒体の代表取締役が旧知の仲で、推測ですがお互いに「義理」で取り引きを続けてきたのだと思います。

こちら側としては「効果は出てないけど、経営者の友達だから仕方ないか」という姿勢で、あちら側としては「集客力がないと文句を言われるけど、社長の友達だから我慢するか」というような気持ちが少なからずあると感じていました。

発信元がそんな締りのない広告に人の感情を揺さぶる力などあるわけもなく、悪循環にはまっていたように思います。

ですから、編集長と直接話したかったのです。

私はどんな相手とも取り引きをしません。 取っては引かれ、取られては引く関係を望んでいないからです。

私が望むのは、同じ志に向かって取り組んでくれるパートナーです。

パートナーとの間に腹の探りあいは必要ないはずです。
ですから腹を割って話しました。

私が広告を出すに当たって志しているもの。 それは業界の活性化です。

同業を出し抜くと言う卑しい考えを持ち合わせたくないのです。

ですから、私のコンセプトを熱く語らせてもらいました。

私のコンセプトは「美容外科という選択肢に、躊躇している全ての女性の魂を揺さぶる。」

かなり大雑把ですが、かなり本気です。

私が打ちたてたコンセプトを的確に具現化し、1000人の魂を揺さぶることが出来たとして、私の勤務先に200人ご来院いただければ、十分なのです。 残りの800人は別の美容外科に分散してくれて良いのです。

それが業界を活性化するということです。

これを実現するために、とんでもない企画を叩きつけてみました。
最初は広告を出している別の美容外科に対して負い目を追いたくないというようなことを言っていたのですが、業界を活性化するというコンセプトに賛同できないような器のちっちゃい美容外科なんか切り捨てなさいと叱咤したところ、私の熱が伝播したようで、快く同意してもらえました。

最後には「一緒に盛り立てて行きましょう!!」と言ってもらえました。

不確かな100%や人を不幸にした結果に生まれる100%より、利他主義の結果に得られる確実な20%の方が実は総額は大きいんじゃないかと思っているので、それをこの手で実感したいと思います。

退社前、この媒体出版社から電話がありました。
「取締役が是非、今後の企画の話も交えてお食事をご一緒したいと申しております。」

熱は確実に伝播するのです。 熱源が熱ければ熱いほどに。

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  1. 2006/06/23金 22:37:51|
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サービスかマスターベイションか

昨日、たまたま「アテンションプリーズ」というドラマを初めて観ました。

主人公が実習として稼動している旅客機に搭乗し、一所懸命に乗客に対してサービスを行うのですが、その結果を教官は「サービスを全く分かっていない」とこき下ろしました。

サービス業というのは非常に難しいところがあります。
それはどんなに優れた商品を扱っていたとしても、トラブルが起きないということはあり得ないため、瞬間瞬間の臨機応変さが求められるからです。

最初は、誰もが責任転嫁に近い自己弁解の気持ちを払拭できないが故に、トラブルに遭遇すると先輩や上司に依存しようと右往左往してしまいます。

それが、ある程度までサービスの心得のようなものを習得すると臨機応変な対応が出来るようになり、この自信が知らず知らずにマスターベイションになってしまう場合があります。

昨晩観たドラマの趣旨もまさしくその点でした。

主人公は一人の乗客に気を取られて、不公平なサービスをその一人に向けてのに続けてしまいます。
特別待遇された乗客はホクホク顔ですが、そのために犠牲となってしまった乗客は不愉快極まりない思いをしてしまいます。

しかし、主人公はホクホク顔の乗客しか見ていないので達成感いっぱいで有頂天になっていました。

サービス業でつまづいてしまうのは、この瞬間です。
「あんなに喜んでくれたのに、なんで怒られなきゃいけないのか?」
で止まったまま「私の能力を正当に評価してくれない」と旅立ってしまう者は非常に多かったりします。

主人公は「良かれと思ってやったのに…」の後に、素晴らしい上司によって自らの過ちに気づかされます。

「あなた、今日の乗客全員の顔を覚えてる?」

この言葉で主人公は同じ権利を有した乗客をないがしろにして、アンフェアなサービスを行って自己満足に終始していた現実を直視できます。

サービスとは、全てのお客様に対して特別扱いして差し上げることです。

私個人としては、たったワンフレーズで自らの過ちに気づかせられる指導係でありたいと思います。

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  1. 2006/06/15木 23:54:50|
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フランケンと呼ばれた女性

昨晩放送されたビューティーコロシアムを録画で観賞しました。

やはり自分が美容外科に勤めているので、この番組は観ておかなければという義務感すら感じています。

今回で何回目なのか分からないのですが、前に比べると和田アキ子さんをはじめ、ゲストの余計な話が省略されてテンポが良くなり、泣き散らかす女性だけでなく前向きな女性が美容整形を希望されているので、安心して観ていられます(相変わらずの過剰な演出には辟易しますが…)。

前々回から引っ張って、前回 見事な変貌を遂げた中川陽子さんが出演されていました。

地元で彼氏も出来、このたび大塚美容形成外科に就職されたそうです。

確信を持って言えることなのですが、もし彼女がカウンセラー業務に就いたら素晴らしいカウンセラーになられるでしょう。

それは彼女自身が大変貌を遂げたからではありません。 その志望動機が純粋だからです。

彼女は石田純一さんに「私のように顔で悩んでる人、太っていることで悩んでいる人にキレイになってもらいたいんです。」と話していた。

私がこれまでレセプションやカウンセラー、ナースの面接で出逢った求職者の多くは「外見で悩んでいる女性のお手伝いをしたい。」と言います。

もちろん、この言葉だけではなく総合的な判断はするのですが、これを言う人は高い確率で採用しません。

なぜかというと、動機が純粋ではないからです。

表面的には微妙な違いなのですが、「キレイになってもらいたい。」という願いは患者様に向けられているのに対して、「キレイのお手伝いをしたい」という願いは自分に向けられているのです。

お気づきのようにサービス魂は前者にしか宿りません。

もし、私が美容整形をするのであれば「キレイになってもらいたい」と願ってくれるレセプションやカウンセラー、ナース、ドクターにお願いしたいです。

「キレイにしてあげる」なんてニヤけた顔で息巻くドクターにだけは障って欲しくありません。

同じ美容外科という業種に身をおく者として、中川陽子さんの成功を願わずにはいられません。

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  1. 2006/06/07水 18:28:45|
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コールフォローというサービス

広報という仕事に携わり、ホームページの再構築や雑誌広告の思案など非常に楽しく仕事をさせてもらっています。

現在私が身を置くセクショは、とあるアソシエイションの事務局を兼ねているのですが、こちらの会員増加や既存会員の退会に頭を悩ませています。

どこのアソシエイションも同じだとは思いますが、アソシエイションは具体的でアクティブなサポートなどはせず、会費を支払った会員に対してのパッシブサポート、つまり保険的要素が非常に高いです。

ただ、パッシブであるが故にトラブルの解消をお手伝いした際などには非常に珍重されるのですが、なんらトラブルもサポートも必要としない状態が続くと、支払った対価が得られていないような、ムダ金だったような気になってしまう傾向にあります。

そこで、新聞なども発行するには発行しているのですが、不定期であるためにおそらくこの新聞を心待ちにしている会員は皆無といっても過言ではないように思います。

そこで、私のテーマはサービス魂ですから、既存のいかなるアソシエイションよりもアクティブにサポートするスキームで「入って良かった」と思っていただけるようなアソシエイションにしたいと思っています。

いくつかアクティブなサポートを思案しているのですが、その中にコールフォローというサービスを提案しました。

要は2ヶ月に一回程度ではありますが、会員に対してお電話するだけのサービスです。

ほったらかしにしていませんよ。 会費をもらったら後は知りませんという姿勢ではありませんよ。というアピールになるわけです。

しかし、ここが肝になるのですが、アピールのための電話では意味をなさないということです。

私がコールフォローというサービスを美容外科で初めて行ったのは、腹部脂肪吸引希望の患者様でした。

カウンセリングにおいてお話を伺っていると、本当は腹部だけではなく二の腕も背中も太ももまで気になさっていらっしゃいました。

せっかく、行動力を持って美容外科も門をくぐり、決断力を持って脂肪吸引術を受けようとなさっている彼女に妥協はして欲しくなかったので、全身の脂肪吸引術を提案させていただきました。 
そして、最終的にご自身でそれを決断してくださいました。

非常に痛みに対して弱い方だった上、私の提案によってご予算の4倍をお支払いいただいたので気になっており、術の翌日、3日後、1週間後、1ヵ月後と4回ほど昼休みの時間に合わせてお電話で経過を伺わせていただきました。

結果、2ヵ月後には8人ものご紹介をくださいました。

もし、私が最初から紹介を貰いたくて電話していたのなら、敏感な彼女はその意図を読み取って「電話しないでちょうだい」と仰っていたかもしれません。

サービス魂の根幹は「どうしたらこの人の笑顔を増やせるだろうか」と考えて行動することです。

アソシエイションのいけないところは、ちょっと上からものを言うようなスタンスがあることです。 もっと、会費を支払ってくださった会員に対して感謝の気持ちを持ち、リスペクトを持ってサービスすれば、おのずと結果は伴ってくると確信しているので、このコールフォローをアソシエイションの日常業務に取り入れたいと思います。

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  1. 2006/05/30火 13:49:48|
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メソセラピーの説明

メソセラピー(メソテラピーメゾセラピーメゾテラピー)と言うと「やせる注射」や「脂肪融解(分解・溶解)注射」と認識されていますが、本来は薬液を皮下に注入する代替医療または和合医療の一治療法の総称なのです。 

昔からあるメソセラピーは抗アレルギー治療などで、皮下に希釈したアレルギー物質を注射すること(ホメオパシー治療の一環としての処置ですが、今回はそのあたりを割愛します)により、アレルギー反応を軽減させるなどです。

混同しないように、やせるためのメソセラピーをリポメソと記載します。

私の勤務先のドクターはイクラに例えて説明されているのですが、本人の思惑とは裏腹に、患者様はまったく理解できないようでした。

良い説明は出来ないものだろうかと多くの美容外科のホームページを拝見しましたが、メソセラピーという代替医療の説明や歴史についての記載は多いのですが、その働きについての説明が非常に乏しいので、ネット上に公開されている論文などを調べましたので、これまでの調査結果をシェアしたいと思います。

リポメソは各美容外科によって薬剤の分量は変わると思いますが、フォスファチジルコリンという成分とL−カルニチンという成分を主に利用します。

L−カルニチンは「燃焼系〜」で有名なアミノ酸ペプチドのひとつですが、90年代の研究で脂肪細胞の細胞膜を弱くする働きが発見されています。 つまり脂肪細胞の壁を弱らせ中に詰まった油脂を染み出させると考えられます。

フォスファチジルコリンはレシチンに含まれるリン脂質の一種で、油脂を乳化して水分に溶けるようにする働きを持っています。 
例えば、本来分離するはずのお酢(水分)とサラダ油(油脂)に卵黄(レシチン)を落とすと乳化作用によって混ざり合いマヨネーズになるのと同じです。

ですから、一般的にはL−カルニチンが脂肪細胞から油脂を染み出させ、フォスファチジルコリンが染み出た油脂を乳化させてリンパ液や血液などの水分に溶け込ませて体外に流し出していると考えられています。

「考えられています」、なぜ断言ではなく仮定的な言い回しなのかというと実はその科学的なプロセスはこれまで証明されていないからです。

また、東欧の研究者によるとそれぞれの働きが逆で、フォスファチジルコリンは生体膜の主成分であるので、フォスファチジルコリンが脂肪細胞の細胞壁の浸透圧をマイナスに傾かせL−カルニチンが染み出た油脂を燃焼に向かわせるとしています。

いずれにしても、どう作用しているのかは解明されていませんが、脂肪細胞から油脂を染み出させて体外に排出するということには違いないようです。

イメージとしては、白菜の浅漬けを想像してください。
ボウルいっぱいの白菜に塩をまぶして揉むと、白菜に含まれた水分が塩の浸透圧によって染み出して、白菜はボウルの半分くらいまで縮まります。

そんな感じです。 私も試したことがありますが、その効果はかなりのものですので気になっている方はお試しあれ。 

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  1. 2006/05/20土 07:46:59|
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コラボレーション力

コラボレーション。 一時は猫も杓子も「コラボ、コラボ」とやっていましたが、最近はあまり耳にしなくなりました。

そんなコラボレーションの大意は共同作業・協力作業となっていますが、基本意は「敵に協力する」だったりします。 
武田信玄が上杉謙信に塩を贈ったという故事こそコラボレーションなわけです。

転じて、利害関係が一致しない者が目的の為に一致団結するということから共同作業・協力作業となったのでしょう。

で、広告媒体のお話です。 広告は美容外科にとって欠かせない販売促進ツールです。 運営力が強くない美容外科は売上の1/3〜1/2も広告費に投入しているそうです。

この広告媒体は味方なのでしょうか? それとも敵なのでしょうか?
私の率直な意見は「敵ではないが味方とも言い切れない存在」です。
何でそんな風に考えるかといえば、私たち(美容外科側)は認知度を上げ、売上につなげることが広告を出す目的なのに対して、彼ら(広告媒体側)は広告主の売上よりスポンサーを開拓・保守することと発行部数を伸ばすことが目的です。
つまり目的(利害関係)が一致していないわけです。

その証拠に「お宅のところに出した広告から問い合わせが50件しかなかったよ。」と嫌味を言っても「スイマセン」とは言うものの青ざめたりは決してしません。

そんな利害関係が一致しない、敵ではないが見方とも言い切れない関係だからこそコラボレーションが可能なのではと見ているのです。

詳しいことは成功して、そのスキームを確立してから書き止めたいと思いますが、面白い企画を考え中です。

以前のエントリーで君側の奸について言及したことがあります。 

君側の奸とは信頼の置ける味方と思っていた存在が、実は最大の敵であることが良くあるという故事から発生した言葉なのですが、反対に味方ではないと思っていた存在が実は最大の援護者になり得る可能性も高いと感じています。

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  1. 2006/05/18木 23:43:45|
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強いメディアパワー

前回のエントリーでソフトバンクがi-Podケータイを製造するというニュースに食いついてしまったのですが、楽しみにしていた正式発表は期待を裏切り「憶測報道である」といったものでした。

残念・・・

しかしながら、発信元の日経新聞をはじめ、この記事を掲載した報道機関は全て断言的記載になっています。
メディア発信情報は疑って俯瞰すべきとは言うものの、その判断は非常に難しいです。

これが本日のタイトル「メディアパワー」です。
よっぽど天邪鬼でない限り天下の日経新聞が憶測報道をするなんて想像だにしません。 多くのメディアがこのニュースに食いついたのもそういった固定概念があると思います。

現在、美容外科の広報を担当することによって、こういったメディアの怖さを少しずつ実感している最中です。

私の勤務先エリアには多くのフリーペーパーが存在し、さらに新規発刊が続いています。

本日も創刊してから日の浅いフリーペーパーの営業担当者とお話させてもらったのですが、様々なツールを駆使して説明してくれます。 最も顕著なツールが「読者アンケートに基づく購読者層の割り出し」です。

本日のフリーペーパーは富裕層セグメントに特化したエレガント路線のフリーペーパーで、高級住宅地とされるエリアの住宅にポスティングしていました。

よって、それを裏付けるツールとして読者アンケートの集計を見せてくれたのですが、年収1千万円が最も多い購買層となっていました。

私の直感で感じたのは「これは3割増だな」です。

フリーペーパー出版社が3割水増ししているのではなく、おそらくアンケート回答者が自分の希望的・未来的年収を書いているのだと感じました。

これは私がカウンセラーとして従事していたときにも多く見られた現象なのですが、分かりやすいブランド品を分かりやすく身につけていらっしゃる患者様はそれなりの「見栄」を張りたがる傾向があるのです。

これは悪い意味ではなく、上昇志向があるという意味で美容外科のニーズと合致しますので、お互いにとって良い傾向なのです。

ただ、手術費用を分割する際に医療クレジットを組むに当たり、年収を記入しなければならないのですが、このときにやはり3割増しの金額を記入するのです。

美容外科は見栄えを改善する医療なので、見栄を張るのは必然なのかもしれません。

同義において、富裕層をターゲットとした件のフリーペーパーへのアンケートだからこそ3割増しの見栄を張っているのではなかろうかという推測になっているのです。

私がこの担当者に冗談交じりに「3割くらい差し引いた数字が実態じゃないでしょうか」と軽いジャブを入れたのですが、最初は顔を赤くして否定していました。

しかし、話を進めていく中でこの担当者は「今日の今日まで疑いもしませんでしたが、おっしゃるように3割引くらいが本当なのかもしれませんね」と同意を示してくれました。

最終的な決断は上司が下しますが、ぜひこのフリーペーパーに広告を出したいなと思いました。 オタメゴカシで迎合するのではなく、他者の意見を聞き入れられる素直さを持っていることを私は非常に重要視しているからです。

それとフリーペーパーでは目にすることのないフランクミューラーの広告やレクサスの広告が出ていたからというもの大きいです。

私たちなんかよりもマーケティングのスペシャリストたちを揃えているブランドも注目しているというのはとても楽しみなフリーペーパーですし、なによりも美容外科の広告が一切ない紙面なので、第一号になりたいとも思ったからです。

本日はこのフリーペーパーとは別に老舗フリーペーパーの担当者とも打ち合わせをしたのですが、話している間にドンドンアイディアが湧き出してきたので、近いうちにその手の内を公開したいと思います。

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  1. 2006/05/16火 23:30:20|
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ケータイサイト

美容外科のマーケットソースは基本的に成人女性です。
16歳の女子高生や中には5歳のタレント志望の患者様のいらっしゃいますが、保護者(民法上、親権者である必要はない)の同意がなければ診療できないので、自由意志で診療を受けられるという点で成人女性がターゲットとなります。

私たちが広告を出しているフリーペーパーが新たにケータイサイトのジャンルに進出し、そこへの広告掲載を打診してきました。

私はこのケータイサイトというものに懐疑的です。
なぜならマーケットソースとなり得る成人女性は学校であれ、職場であれ、自宅であれPC環境が身近にあると思っているからです。

PCの大画面でインターネット接続を出来る環境下にある人たちがわざわざパケット料金の定額制を契約して情報量の削られたケータイサイトを閲覧するというのが信じられないのです。

確かにケータイはコミュニケーションの道具として赤ちゃんと頑固な老人以外はみんな持っているといわれ、メーラー、簡易デジカメ、決済のツールとして身近なのは分かります。

しかし情報収集のツールという側面ではQRコードからクーポンや地図情報を取り出すことはあっても、月額5万円を支払うほどの経済効果が見込めるとはどうしても思えないのです。

このあたりにお詳しい方がいらっしゃいましたら、是非ご指導いただきたいと思います。

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  1. 2006/04/27木 22:32:46|
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慣れ

広告を作ることについて

私が広報に移動した理由は非常に単純で、新規の問い合わせが年々減少傾向に向かっているという現状を改善するためです。

経営者は美容外科自体が増加傾向にあるのだから選択肢が増えたのではないかと半ば諦めがあるのですが、供給の増加より需要の増加の方が多いと確信している私としては諦めきれないのです。

昨晩、広告媒体の担当者と打ち合わせがあったのですが、新規の問い合わせが減少している原因がようやく分かりました。

玄人視点で広告を作成しているのです。 経営者が「あいつはよく分かってる」と太鼓判を押していたベテラン担当者を紹介されたのですが、正直美容外科のベテランキャスト並に知識が豊富で、その意味において「よく分かってる」方でした。 ただ、初めて美容外科術を受診しようとしている人の心を「よく分かっていない」のだと実感しました。

言葉は悪くなってしまいますが、広告媒体編集者に私たちが求めるべきは「素人読者の感覚」です。 部外者感覚といっても良いかもしれません。 

情報発信する側としては、どうしても伝えたいことを面々と書き連ねたくなる衝動は否定できないのですから。

その「素人読者の感覚」を持っているべき編集者がこちら側に立ってしまっては新規の問い合わせが減少しても致し方がないのではないでしょう。

自分の感覚に理解を示し、賛同してくれる人を重用する気持ちは良く分かります。 しかし、それが組織の停滞や売上の減少に直結するのであれば切り替えるべきだと思いました。

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  1. 2006/04/25火 06:31:07|
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相手に伝えたいこと≠相手が知りたいこと

広報に携わって3日目だというのにイキナリ壁にブチ当たりました。

それはホームページの内容改善についてなのですが、私としてはどうしても「麻酔」に関する項目を新たに新設したかったのです。

というのもGoogleとYahoo!の検索ワードで「美容外科」にAND設定されているキーワードの第4位に「麻酔」が上がっていたことと、美容外科にまつわる刑事事件は脱税麻酔に関わる事故だからです。

敏感な患者様であれば、そのあたりの情報に精通していますから、逆に正確な麻酔情報を提供することで安心感を与えられればと思ったのです。
しかしながら、経営者としてはそういったポジティブでない側面の開示に否定的なようです。

これはインフォームドコンセントの一環として、カウンセリングと診察においてもリスクの説明を十二分に行おうと提案したときにも起こった現象でした。

患者様と最も多く接する私の立場として実感しているのは、女性はマイナス面が明確になることで安心する習性があるということです。

「カレって長男で跡取り息子だし、ちょっとマザコンの気もあるし、浪費癖もあるし、向こう見ずで喧嘩っぱやいし、友達づきあいが多いし、ちょっと女好きなところもあるけど、二人のときはとっても優しいのよ〜」

これは先日めでたくゴールインした知人の台詞です。

こと女性に関しては、細かいネガティブオプションが適度に積み重なった方が、リアリティーを実感するので心強いようです。

こういう繊細な女心に多くの男性経営者はなかなか理解を示せないようです。

そう考えるとウマい話に身を乗り出して乗っかってしまうのは男性である場合が多いように感じます。

気長に納得してもらえるようにプレゼンし続けようと心に決めたと同時に、些か先が思いやられるなと気疲れした1日でした。

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  1. 2006/04/19水 23:26:16|
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広報

実は本日より広報というお仕事をすることになりました。
もっぱら広告内容の構成や広告媒体やテレビCM制作会社の担当者の方々との打ち合わせが主な業務内容になるようです。

患者様との直接対話が減ってしまうので、あまり乗り気ではないのですが これも経験だと思って楽しんで取り組もうと思っています。

これまで接客一筋でやってきたので新しい発見もあると思います。
特にマーケティング分野への造詣を深められることを期待しています。

ですからこれからは美容外科カウンセラーとしての気づき+美容外科広報としてのサービス魂と2足の草鞋でこのブログを綴っていこうと思います。

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  1. 2006/04/17月 06:11:22|
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落とし穴を逆手に取った手法例

昨年のことなのですが、ある美容外科に偵察に行きました。
広告が個性的だったので、広告と実際のギャップ、広告内容に書かれていることの確認がしたくて行きました。

近畿地方の美容外科で便箋上、KKCとします。

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KKCに度肝を抜かれたのは明確なオープンマインドでした。
私はアポなし突撃外来で訪れたのですが、ドアを開けた途端にキャストが起立して「いらっしゃいませ」と笑顔で出迎えてくれました
多くの美容外科は完全予約制ですからアポなし突撃、ましてそれが平日の昼間となれば受付は無人で、ドアセンサーの無いところだとバックヤードから雑談が丸聞こえだったりします。

KKCがこれまで偵察してきた個人美容外科の多くと一線を博しているのはそれだけではありません。

全てのキャストが職種と名前を告げてきます。 「こんにちは、アドバイザーの佐藤と申します。 本日は初めてのご相談でいらっしゃいますね。」「はじめまして、看護師の太田と申します。 本日はお越し頂きましてありがとうございます。」といった感じです。 当たり前のことなのですが、ほとんどの美容外科では出来ていないことなのです。

更に驚いたのは看護師以外のキャストの多くが男性であることです。 女性向け美容外科でキャストの多くが男性というのは斬新です。 

しかし、よくよく考えてみれば高級宝石店高級毛皮店などの女性向け高額商品の応対は基本的に男性です。

なるほどと思いながらカウンセリングを受けていると、「何のために整形するのか」という通常の美容外科では聞かれない質問を投げかけてきました。 
総括的に質問と情報提供を終えると、男性の視点からの意見をさりげなく伝えてきました。

巧い!!

美容外科術を受ける最大の理由は「より幸せになること」です。 
そして女性の幸せの中で「男性に可愛く、美しく、若く見られたい」という願望が占める割合は意外と大きいのですから、目的の再確認と「男性視点からの意見」は非常に有効です。 
そのくせ馴れ馴れしさはなく非常に丁寧だったことも印象的でした

「そうか〜オトコってそういう風に感じるものなのか〜」という無自覚だった「男性の視点」という価値観を提供された後でドクターカウンセリングが始まります。

ドクターも男性なのですが、かなりハンサムでした。 イケメンというほどチャラくなく、ダンディーというほどに老けていないドクターで、これまた「〜した方が素敵だと思いますよ。 金額的にもその方が安く済みますし。」という「男性視点」からの提案をしていました。 ドクターも馴れ馴れしくなく非常に上品な感じでした。

私は偵察に行ったので手術を受けませんでしたが、無自覚だった価値観の提供が自然にできているKKCの成約率は85%以上なのではないかと感じました。
少なくとも私が本当の患者だったら、間違いなくKKCで受けると思いました。

案の定、私がいた2時間の間に数人のリピーターが来院していましたが、完全なファンになっているなという印象でした。 ラエンネックアリナミンを毎週受けており、基礎化粧品などもフルセットで購入しているようでした。
盗み聞きした会話の内容からは相互の信頼関係の強さを感じました。

広告にしても、接遇にしても、多くの美容外科は自分たちの価値観や好みでサービスを構成しています(聞いた話によれば、キャバ嬢のようなキャストが美容外科に多いのは、採用者たる各院長がキャバ好きだかららしいです)。 

そういった多くの美容外科との差別化を計るにはKKCのようなスタイルは非常に面白いなと思いました。

後日、アドバイザーの佐藤さんから販促の電話がありましたが、イヤラシさはなく非常にナチュラルで感心しました。 さりげなく接遇についての探りを入れたところ、何と彼は元ホストで、路上で呼び込みをしていたところを院長先生にスカウトされたそうです。 行動的な経営者は着眼点が違うなと改めて感じました。
  1. 2006/04/04火 21:58:09|
  2. Affairs
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気づかなかった落とし穴

患者様に言われるまで気づきませんでした。
常にニュートラルなビューで従事しているつもりでしたが、やはり業種のパラダイムに染まってしまうのは致し方ないことなのかもしれません。

「美容外科ってどこも若いコには色々特典があるのに、オバちゃん世代への特典て少ないのよね。」

一昨昨日に患者様から言われた言葉です。

これは美容外科に限ったことではなく、どんな業種でもある落とし穴でしょうが、自らシーズンイベントの活用などで指摘していたにもかかわらずに 気づけなかったことが非常に悔しかったです。

確かにほとんどの美容外科は20〜30代中盤をターゲットにする傾向があり、マーケットの多様性を自ら狭くしてしまっています

しかし冷静に考えてみると 金銭的な余裕時間的余裕などを勘案すれば、50〜60代中盤という団塊世代を蔑ろにするのは軽率な戦略だったのかもしれません。

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美容外科術によって十分な恩恵を得られるのは若い世代であろうという固定概念から疎かにしていましたが、こういった団塊の世代は確実に退職金の得られる世代であり、また 確実に厚生年金と国民年金が給付される世代です。 また、若さを諦めないのも団塊の世代以降といわれています。

現在、アメリカでは30代後半〜50代後半の男性がステロイド(やはりアングロサクソンはマッチョがマストチャームのようです)やアンチエイジングに関心を集めていると言われていますので、団塊の世代をターゲットとしたご夫婦揃ってのアンチエイジング治療は日本でもクルと思います。

ちなみに医療クレジット用の信販会社に確認したところ、年金給付者は無職でも医療クレジットを組めることが分かりました。 団塊世代の患者様や、団塊世代のご両親をお持ちの患者様がいらっしゃった際には 積極的にシルバーカップルのアンチエイジングについて提案しようと思います。 巧くいったら、こちらに公開します。
  1. 2006/03/31金 00:56:50|
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